「日本の民主主義を考える」言論NPO公開討論

言論NPO主催、[日本の民主主義を考える」公開討論会が開かれた。先日、議会制民主主義や政党政治、選挙にかかるアンケート調査を行ったが、その結果をふまえ、工藤代表の司会で、増田寛也（野村総合研究所顧問）、武藤敏郎（大和総研理事長）、宮内義彦（オリックス株式会社 取締役兼代表執行役会長グループCEO）が１時間にわたり議論し、その様子をYoutStreamで中継し、今回は２０人ほどが膨張した。

政党政治の問題、議会制民主主義の仕組みの問題、民主主義というものの危うさそして民意の問題について議論された。個人的には民意の問題すなわち、有権者としての権利と責任、そして市民性の問題を主張したところだが、さすがに、バランスのとれた本質的な議論だった。中でも、政治の成果に議論が集中しがちだが、政党のガバナンスや意思決定の透明性など、プロセスをチェックすることが今の日本の政党政治に必要という、武藤氏の意見に共感。マニフェスト評価の項目に含めるべきである。早々に検討しよう。