エクセレントNPO大賞、第二次審査のクラウド・ファンディングが1ヶ月の期間を経て、昨日終了しました。14団体が出展し、12団体が目標額に達成しました。この1ヶ月間で、これらの団体が集めた寄付総額は1252万3千円になりました。予想外の結果に主催者である私自身も驚いています。
今回は、第一次審査(自己評価書による書面審査)で厳選された団体が挑戦しましたので、一定以上のレベルの団体であったことも成功の要因かもしれません。しかし、開始前のプロジェクト説明書を見る限り、改善すべき点が多々ありましたので、1ヶ月間の準備で、文章力、発信力が鍛えられたものと思われます。
日本には寄付文化がない、NPOは寄付を集めないと言われてきました。実際、データをみると50%以上の団体が寄付金0円と計上していますので、NPO側に寄付の意識が希薄であるという指摘は妥当でしょう。
しかし、寄付文化の潜在性はあるのかもしれません。また、募金側は、適切な場(クラウド・ファンディングのサイト)と、発信力、信用力を増すことで、機会を得る可能性がありそうです。