Discuss Japanは 日本の政治、経済、社会、外交などに関するオピニオンを英語で発信するサイトで、外務省の委託により、共同通信社と言論ＮＰＯによって運営されている。英語で発信されている日本のオピニオンがあまりにも少なく、結果的に一部の情報に偏重して日本が理解されていることが多い。グローバル化時代にあって、信じがたいが、これが実情である。このサイトはこうした問題意識を背景に構築されることになった。政権交代の影響か、平成24年度の事業ではあるが、立ち上がったのは昨年11月からであるが、石破氏の与党としての自民党の方針、宮本元在中国大使らによる日中関係に関するパネル討論などが掲載されている。編集委員に武藤敏郎氏もいることから、経済問題に関するオピニオンも期待されるところだ。
先にBLOGOSで紹介された、「東日本大震災を経て日本の市民は変わったのか（その１、その２）」も全文英文で掲載された。日本では、”市民”という対する抵抗感が未だ強いが、先進諸国では日常的な言葉として受け止められている。ややシニカルな現状報告に対して、どのようなコメントがあるのだろうか。あるいは、Japan passingとして、蚊帳外に置かれるのだろうか。
タイトルとＵＲＬは下記のとおり。
(JAPAN POLITICS CHANGED?) At Crossroads: Japan’s Civil Society and Politics — Has Japanese Society Changed since Great East Japan Earthquake?
http://www.japanpolicyforum.jp/en/archive/no13/000436.html