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危ぶまれる財政健全化政策

2013年01月09日

緊急経済対策予算は20兆円規模になるという。国債発行額44兆円上限ルールは前政権が作ったものだがこれも取っ払われた(ちなみに、小泉政権の時は30兆円抑制ルールだった)。国家予算(当初)の77兆円ルールも、自民党政権になり破棄されたようだ。

ある会議で、麻生財務相の意見を聞く機会があったが、一言でいえば「とても鼻息が荒い」。経済政策を強く語り、財政破綻については言及しなかった。だが、2009年の麻生政権で大型補正予算をつけて、その効果も検証されず、結果的に民主党政権の仕分けにあっている。どうも新生政府というよりも、昔のままという印象が残った。

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