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市民と有権者のギャップ

2012年09月18日

社会の問題を、誰かのせいにしたり、誰かに任せるのではなく、自分の知識と力を使って解決しようとする人々が増えている。それは国際的な潮流となっていたが、日本でもその勢いが目に見えるようになってきた。

これまで問題が起きると「政府は何をやっているのだ」という人が多かったのだが、そうした態度も「古臭い」ものとなりつつある。

そのような変化が人々の間で起こっているにもかかわらず、対選挙となるといまだに55年体制から抜け切れていない。最近では、勇ましい言葉を発する政治家に引きずられる傾向がみられる(もしかすると、メディアが作り上げたものなのかもしれないが。)

選挙のときこそ、有権者として自分で考え、自分で判断すべきである。一見、一票の力は小さいように思えるが、政治の質やレベルを決定しているのは結局は有権者なのだから。

言論NPOの「私たちは政治家に白紙委任しない」というメッセージには、そのような思いが込められている。

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