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科学コミュニケーションをめぐる年齢差50歳の2人の会話

2012年10月04日

今日は、Youth for 3.11の設立メンバーで、大学時代から高校生むけの化学参考書を執筆していた船登さんとともに、物理学者の北原和夫先生を訪ねた。科学技術と社会、科学者と市民との間の媒介役としての科学コミュニケーションのあり方について議論した。専門家でない人々に科学に慣れ親しんでもらうために、ゲームなどが開発されている。しかし、人々が本当に求めているのはゲームの楽しさではなく、科学に対する発見や思考することの喜びであるという点に妙に納得。それにしても、50歳年上の物理学の大家に、「違うんじゃないですかね」という船登さんと、それにじっと耳を傾けて「たしかにそうだな」と会話を膨らませてゆく北原先生のやりとりが楽しかった

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